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オルソケラトロジー


T.オルソケラトロジーとは
     手術をしないで視力を回復させる角膜矯正治療法  

  涙を蛍光色で染めています。       オルソケラトロジ−レンズ

オルソケラトロジーは酸素透過性の高い特殊なハ−ドレンズを夜間、眠っている間に装着し、角膜の形状をゆっくり整え変形させ、裸眼視力を向上させる角膜矯正治療のことです。
 つまり、昼間はメガネやコンタクトレンズを装着しなくても裸眼視力で物が見えるという治療法です。
 近視矯正手術はメガネやコンタクトレンズから解放されますが、角膜を元の状態には戻せません。オルソケラトロジーは夜間のコンタクトレンズ装用を中止すると元の近視にもどります。

メカニズム

矯正前
寝る前にレンズを装用





就寝中
角膜の形状を正常な屈折状態にする




矯正後
翌朝レンズを外すと視力が改善

U.オルソの歴史
 
 オルソケラトロジーという学問は1962年のアメリカコンタクトレンズ学会で
 はじめて発表されました。正式に論文として発表されたのは1963年のことで、
 この論文の中で始めて具体的な近視や乱視の治療をするうえで必要な技術や方法が
 紹介されました。
 アメリカ国立眼科研究機関(N.E.R.F)の一部門として専門部門が設立され、社会的
 にも広く受け入れられるようになりました。
  その後、オルソケラトロジー専用の特殊なデザインのコンタクトレンズは、次々
 と改良が進められ現在では高酸素透過性の素材を使ったデザインのものが作られる
 ようになり、素晴らしい治療効果が上がるようになっております。
 アメリカ連邦食品医薬品局(FDA)の許可も得てアメリカでは現在約数百万人の人々
 がこの治療を受けています。
 現在では、アメリカ以外の国々でも広く普及してきています。


V.近視とは(近視の種類)
 近視のしくみ
 近視は屈折異常の一種で、遠方から目に入ってきた光が網膜より手前で像を結び、
物がぼやけて見える状態です。近視は、眼軸長(角膜から網膜までの長さ)が正常よ長すぎるか、角膜・水晶体の光の屈折力が強すぎることより起こります。
 近視は軸性近視と屈折性近視にわけることができます。

      【軸性近視】            【屈折性近視】
軸性近視とは、眼球の長さが正常よりも長いため、遠くの物はぼんやりとしか見えないことをいいます。
近視といわれる多くの人は、この軸性近視といわれています。通常子供の目は、大人より眼軸が短いため遠視になりがちですが、成長と共に眼球の長さは伸び正常よりも長くなってしまうと、近視になります。
 屈折性近視とは、眼軸長は正常ですが、勉強やゲ−ムなどで近くを見つめすぎて、調節が過度となり水晶体が固まってしまい、遠くを見たときにぼんやりと見えてしまうことをいいます。

 正視と近視の違い
 正視  近視
   
   
近くにある物はよく見えるけど、遠くの物がぼやけて見える状態を近視といいます。こちらの写真のように近くも遠くも見える状態が正常です。
これは目に入ってきた光が角膜と水晶体で屈折され正しく網膜上に焦点を結ぶためです。        
次にこちらはどうでしょう。近いものにはピントが合っていますが、遠くはぼやけています。これを近視といいます。


W.オルソの特徴・メリット・デメリット・安全性
 【特徴・安全性】
 特殊な高酸素透過性ハードコンタクトレンズを使います。35年以上にわたって研究され、安全性についてはFDA(アメリカ連邦食品医薬局)にて承諾されています。効果が半永久的に持続するものではなく、睡眠時装用を続けている間は昼間に良好な視力を維持できるというものです。
     【メリット】
★昼間は裸眼で生活ができる
★近視の進行の抑制が期待できる
★装用してすぐ寝るため、ハ−ドコンタクトレンズが苦手な方でも使用可能である
★途中で治療を中止でき、その後元に戻る
★夜間装用のため、室内でレンズを装用するので紛失の心配が少ない
     【デメリット】
★近視を根本的に治療できるわけではない
★強度近視には矯正効果が低い
★現在はアメリカにレンズオーダーのため、受取り納期が1週間位かかる
★まだ処方及び経過観察のため診療が、保険適用にならず、全て自費となる
★臨床データーの蓄積が少ないため、5年後、10年後の安全性が確立されていない
      【適応】
★軽度〜中度(−4.00まで)の近視の人
★軽度の乱視
★職業上コンタクトレンズの装着が難しい人
★激しいスポーツや水泳競技をされる人
      【適応外】
★強度近視の人
★ー2.00以上の乱視のある人
★眼疾患のある人
※さらに詳しい内容は、こちらのHPにて⇒日本コンタクトレンズ学会


X.治療スケジュール
 1  無料説明会の参加
(完全予約制)
フリーダイヤル
0800-200-1211
・問診(何故オルソケラトロジーの治療をしたいのかetc)・下記の(説明会の案内)内容の通り、詳しく納得のいくまで説明させていただきます。 
 2  お電話にて予約検査  ・適応検査日の予約をしていただきます。
 3  適応検査
(完全予約制)
所要時間:2時間
 ・コンタクトレンズの装用に支障がないか、疾患がないか、初診通常検査をします。
・その後、契約書の内容を説明させていただきます。
 4  レンズオーダー  ・アメリカに発注します。納期は1週間位かかります(届き次第ご連絡し受取り日を決めます)
 5  治療用レンズ受取り(完全予約制)
所要時間:1時間
 ・装用指導及び取扱の説明をさせていただきます。
・管理手帳の発行をします。
緊急連絡先電話番号のご案内をさせていただきます。(オルソケラトロジ−の治療法は夜間装用のため、当院では診療時間外24時間体制でフォローしております)
 6  定期検査開始
(完全予約制)
・翌日・7日目・14日目・30日目・60日目・90 日目・120日目・150日目・180日目
その後は3ケ月毎(1年に4回は必ず検査が必要です。)
★ご来院のない場合は、お電話及び定期検査案内のお葉書を送付します。


Y.説明会の内容
           
説明会の重要性
 
オルソケラトロジ−原理の治療法を充分に理解していただくための[入口]で大変重要なものです。
 オルソケラトロジ−は、患者様と医師による二人三脚の医療です。無料説明会では、近視とは何かの説明後、本法の特徴・メリット・デメリット・限界などをよく理解していただくようお話します。全てが理解でき始めて治療を開始していただきます。こちらから強制的に治療を勧めることはありません。
           説明会の内容
@オルソの歴史
A視力について             ※説明会の時間は、約1時間位です
B視力が低下する理由
C近視とは(近視の種類)   説明会は毎週土曜日12時から実施しております
D近視の度数と視力の関係        (その他の曜日でもお受けします)
Eいろいろな視力矯正方法
F近視をこれ以上進めないために         説明会当日は、保険証などの
Gオルソのメカニズム及び構造           身分証明書をご持参下さい
Hオルソ治療のメリット・デメリット
Iオルソ治療開始を始める前に
J治療代金及び治療スケジュール
K質疑応答


Z.オルソケラトロジ−の治療費用について
 厚生労働省の薬事課より、薬事法という規定によりインターネット上で価格を載せることは禁止されております。価格については、お電話及びメールにてお問い合わせ下さい。


[.近視治療に係る費用の医療費控除についてのお問い合わせ
  詳しくはこちら国税庁(税について調べる)


\:オルソケラトロジー使用者の運転免許条件について
  先般、警視庁交通運転免許課より以下の通達がありました。
   ○オルソケラトロジーで裸眼視力が基準以上に矯正されている者には、
    「眼鏡等」の条件がつくこと。
   ○運転免許適応試験時に、当該等レンズを使用している事を申し出ること。
   ○基準以上の視力が確保されないと、免許の条件違反になること。
                         以上をお知らせします。
    尚、記載内容はこちら日本コンタクトレンズ学会より

]:検査内容(器械説明)
 検査器械説明一覧表

オートレフラクトメーター

近視・遠視・乱視の度数や角膜(黒目)のカーブの具合を測定し屈折力を計測する装置です。

眼圧計

空気を当てて、角膜の形状の変化から眼圧(目の硬さ)
を測定する装置です。

スペキュラーマイクロスコープ

角膜にある内皮細胞の数(密度)を測定する器械です。
コンタクトの不適切な使用でこの密度が減少していきます。

眼底カメラ

開始時の網膜や視神経などを記録します。

視力検査

左右片眼ずつの見えている度合いを調べます。
視力検査は、眼の病気の発見や経過観察においても必須な眼科検査です。

細隙灯顕微鏡(リットスランプ)

眼球(角膜・水晶体など)を拡大し調べる検査です。
付属の接触眼圧計でも眼圧も測定します。

角膜形状測定装置(トポグラフティー)

角膜の形状を解析し、異常の有無(円錐角膜など角膜疾患が疑われれば本法はこの時点で不適応となります)本法のハードコンタクトの処方決定、装用効果の経過観察に必須です。

超音波診断装置(Aモード)

角膜から網膜面までの眼軸長を測定します。
眼軸が長いほど近視度強くなります。
正常な眼軸長は23〜24ミリです。
近視の進行のチェックになります。

眼軸長・角膜厚測定装置

パキメーターというペン型の測定器で、角膜厚を測ります。装用効果の経過観察に必須です。

涙液分泌機能検査

睡眠時装用の安全性を確認します。

角膜直径測定法

コンタクトレンズのサイズの決定に必須です。



医療法人 光恵会 おの眼科

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